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    友人を自宅に招待して手料理を振る舞おうと考えたものの、それぞれのお皿をどこに置くべきかわからず困るケースは珍しくありません。
    この記事では、洋食器と和食器の置き方、和食器を置く際の注意点などを解説しています。具体的な食器の置き方がわからず、困っている人は参考にしてください。

    洋食器の置き方

    洋食器の置き方

    洋食器の、フォーマルな場合とカジュアルな場合における食器の置き方を、それぞれ解説します。

    フォーマルな洋食の場合

    フォーマルな洋食では、座る位置から見て正面にメインの食器を置き、パンやライスを左側に、スープを右側に置きます。グラス類は右手で持ちやすいよう、右奥に並べます。
    ナイフやフォークなどのカトラリーは、ナイフは刃を内側にしてお皿の右側に、フォークはお皿の左側に置きましょう。

    ナイフもフォークもオードブル用を外側にして、使用する順に内側になるよう縦方向に並べます。
    スープ用のスプーンは、ナイフの外側やオードブル用ナイフと魚用ナイフの間に置きます。ナイフの刃を外側に向けると、敵意を表していると受け取られる恐れがあるため注意しましょう。

    カジュアルな洋食の場合

    カジュアルな洋食では、パスタやハンバーグなどの場合はメインの食器を中央に置き、サラダはメイン料理の左や左奥に置きます。
    スープはメイン料理の右側に置きます。ワンプレートに盛り付ける場合は、主食は左側、主菜は右や右奥、奥の左側から副菜、副々菜の順で並べましょう。

    スープはプレートと別に、プレートの右側に置きます。
    カレーとライスで分かれたカレーライスの場合は、ライスを中央、カレーを右側に置きます。サラダがあれば、ライスの左側に置きましょう。

    洋食器の種類と使い方

    洋食器は、大きさや形状によって、役割が異なります。それぞれの食器の役割は、以下のとおりです。

    ・プラター(直径約27cm~40cm):複数人で食べる料理をまとめて盛り付けたり、サイズの大きなメイン料理を載せたりするのに適している
    ・ディナープレート(直径約23cm~27cm):肉料理や魚料理などのメイン料理やパスタ・カレーに適している
    ・デザートプレート(直径約18cm~22cm):デザートの盛り付けに加えて、取り分け皿や1人分のライスを盛り付ける際にも使用される
    ・パンプレート(直径約12cm~18cm):パンや焼き菓子・ライス・ケーキ・フルーツを載せる際や、取り皿としての使用に適している
    ・パスタプレート(直径約22cm~27cm):深さがあり、こぼれやすい具材やソースのパスタに適している
    ・スーププレート(直径約20cm~24cm):深さがあり、スープやシチュー・ロールキャベツなどに適している

    和食器の置き方

    和食器の置き方

    和食では、一汁三菜が基本です。一汁三菜と料理の種類ごとの、食器の置き方を解説します。

    基本は「一汁三菜」

    一汁三菜は「いちじゅうさんさい」と読み、和食の定番の構成です。ご飯・汁もの・主菜・副菜・副々菜で構成され、和食器の置き方の基本ともなります。
    座る位置から見て左手前にご飯、右手前に汁ものを置きます。おかずは奥で、主菜がご飯の右奥になるように置きます。

    三菜の場合は、左から副菜・副々菜、主菜の順に置きましょう。基本の配置は、おかずの数の増減と関係ありません。箸は手前に、箸先が左側になるように置きます。

    麺料理の置き方

    麺料理は、ご飯同様に主食とみなされます。そのため、左手前に麺が載った食器や丼、ざるなどを置きます。
    つけ汁がある際は右手前に置き、漬物や薬味などは副菜として右奥、主菜があれば右側や右奥に置きましょう。たとえば、天ぷらそばであれば、そばが左側、天ぷらは主菜として右側や右奥に置きます。

    魚料理の置き方

    頭が付いている1尾丸ごとの魚料理の場合は、頭が左側で腹側が手前になるように置きます。
    すだちやレモン、大根おろしは魚の右手前に置きます。切り身の場合は、身が厚い背中側を左側に、皮目が上になるよう盛り付けましょう。

    鯖のように皮が表面になる魚は、白い腹側が手前になるよう盛り付けます。干物や開きの場合は、頭が左側、身の部分が表になるよう盛り付けましょう。

    デザートの置き方

    和食のデザートは、和菓子は左、お茶は右に置きます。この位置は、お茶の飲みやすさを考えた置き方です。
    お茶とお菓子を出す順番は諸説ありますが、お客様の左側から出す場合はお茶を先に出し、右側から出す場合はお菓子からと袖越しにならないよう出します。

    和菓子を食べる際は、懐紙があれば懐紙ごと、食器に直接載っていればお皿ごと持ち、楊枝やフォークが添えられていれば一口分ずつ切りながら食べましょう。

    和食器を置く際の注意点

    和食器の置き方には、気を付けなければならない事柄があります。おもな3つの注意点を解説します。

    ご飯を左側に置くのには理由がある

    和食器の置き方は、中国から伝わった「左上位」の考え方が基になっていると考えられています。
    主食のご飯を左側に置くようになったのは室町時代の「本膳料理」からで、武家社会の料理として始まりました。本膳料理は格式やしきたりを重視しており、貴重だったご飯を左側に置くというルールが作られました。

    右利きの人を基準に考えられている

    食器の置き方は、多数派である右利きの人の食べやすさを基準に考えられています。
    和食ではご飯を中心に食事を進める方法が正しい食べ方とされ、右利きの人であればご飯が左側にあることで、左手で茶碗を持ち、スムーズに食べられます。そのため、ご飯を左側に、汁ものが右側に置かれるようになりました。

    左利きの人がいる場合

    日本は右利き文化であり、右手で箸を持つ際に食べやすいように食器が置かれています。ただし、左利きの人がいても、ご飯や汁ものの置き方を変える必要はありません。

    左右の位置を変えると、仏壇へのお供え物の置き方になってしまいます。
    左右を逆にした置き方は、左利きの人が食べやすい配置となるものの、マナー違反になるため気をつけましょう。食器の置き方は変えないものの、箸先が右になるように置くと取りやすくなるでしょう。

    地域ごとの食器の置き方の違い

    和食では、関東と関西で食器の置き方に違いがあります。それぞれの置き方と理由を解説します。

    関東の食器の置き方

    東京をはじめとする関東では、一般的なマナーと同じくご飯を左手前、汁ものを右手前という置き方が多くみられます。
    関東でこの置き方となった理由は、味噌汁を好む地域性から味噌汁を手前に置く人が多いという説や、ご飯や副菜などお皿ごと持ち上げるものを左側に配置したという説など、諸説あります。

    関西の食器の置き方

    大阪をはじめとする関西では、味噌汁を右手前でなく左奥に置くことが少なくありません。その際は、主菜を右手前に置きましょう。関西での配置が異なる理由には、複数の説があります。

    たとえば、関西人は汁ものが奥側にあることで倒しにくくなるという合理性を好むために、食器の置き方が異なったという説があります。
    ほかにも、味噌汁をあまり飲まない地域性の影響や、主菜を手前に置くことでボリューム感を出せるなどの説もあるものの、明確な理由はわかりません。ただし、近年は地域差が減っており、基本的には味噌汁は右手前でよいでしょう。

    まとめ

    洋食は、フォーマルな場合とカジュアルな場合とで食器の置き方が異なります。基本的には、メインの食器を中央に置きます。
    また、食器の大きさや形状によって役割が異なるため注意しましょう。和食では一汁三菜を基本にして、料理の種類による食器の置き方があります。和食は基本的に右利き文化で、右利きの人が食べやすい配置です。

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    ハイブランドかつ本物の商品のみを取り扱っていますので、新たな食器の購入を考えている人は1度見てみてください。

    会社名:株式会社チャイルド
    執筆者名:モリシタ
    執筆者の略歴:20年間ブランドの輸入販売に従事。品質のよい商品を確かな選定でお届けしています