ナポレオン戦争で荒廃しアメリカなどへの移民が急増し貧困層が増え復興のさなかという時期であった1880年代の 1881年にイタリアのフィレンツェで創業者であるグッチオグッチ（Guccio Gucci）は誕生しました。 10代という多感な時期に父の経営破綻で自宅や財産も失うという大きな経験をしたものの、ロンドンへ渡りホテルのエレベーターボーイとして就職します。 ホテルの顧客、富裕層やマリリンモンローなどのセレブたちとの出会いで彼らの手荷物やバッグなどの洗礼されたファッションを見て触れる事ができた経験こそがグッチ創業のヒントとなったのです。 沢山のインスピレーションを得た事でイタリアに帰国後、フィレンツェで旅行バッグや馬具などの高級皮革製品店として1921年に創業。 わずか2年で2店舗目をオープンさせ、1933年には、品質保証の証としてグッチオのイニシャルを商品に刻印した「GG ダブルG」のモノグラムのデザインによって、世界で初めてのデザイナーの名前入りの 商品を発売させました。その後も、ダイヤモンドパターンや緑赤緑のシェリーライン、日本から輸入した竹をバッグの持ち手として使用したバンブーなどの斬新なデザインを誕生させ 今もなお、伝統を守りながら新たなる進化を遂げ続け、世界中に大流行を巻き起こしています。